犬系男子を被った王子様

・猫系女子、犬の本性を知る





教室にトボトボ戻る私。



犬川君に放課後…謝らないと…。



小さくため息をついて前を向く私。
すると、



「猫宮淋…よね、、」


一人の可愛い後輩みたいな子が私を呼び止める。



「?そうですけど…」


私が引目に答えるとその子は



「放課後…校舎裏に来て、一人で…」

「え?でも、放課後は私、、」



犬川君に謝らないと…、
この言葉を言う前にその子は私に近づき…



「いいから、来てよ?」



そう、怒ったかのような声でその子は帰って行った。



何なんだろう。



私の頭は疑問だった。




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