僕の心を奪ったのは男だった幼馴染でした
第1章 帰り道


少し肌寒い、とは言っても暑いのか寒いのかよくわからないこの季節



俺、神原 柚月(かんばら ゆずき)は隣にいるこの身長の低い幼馴染、星野 椿(ほしの つばき)と一緒に帰っていた



いつものように大通りを通り、コンビニに寄り、雑談をしていた




「ゆずってさー、結構モテるよね。女子にも男子にも」



「は、そーなの?てか男子にもってどーゆーことだ」



俺は飲もうとしたココアの缶を飲むギリギリで元の角度に戻し、そう聞いた


男子にモテるとか…寒気が

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