溺愛幼なじみと同居中♪
『翔太って呼んでね』



『翔太って…………』





「苺花!!」





はっ!






「大丈夫か?」






京ちゃんの声ではっと
現実に戻ってきた。






私、先輩のことばかり考えてる……







京ちゃんに電話をかけてから
ずーっと先輩のこと考えて
ぼーっとしていた







「苺花、熱でもあんのか?ぼーっとして………」





京ちゃんは心配そうに
私の顔を覗き込んでいる。






京ちゃんはお兄ちゃんであり
親友みたいな存在。





言っちゃおう。







「京ちゃん…………私ね……」




「ん?」





「好きな人ができたの………」







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