AM.07:30、私はというと、良正君と学校へ向かっていた。電車は使わず、徒歩15分の位置にあるらしい。


『制服、ブレザーなんだ!私はセーラーだったから憧れるなぁー』

「おい、話しかけるな。返事する度に俺が不審者になるだろ」


あ………
確かに、良正君は聞こえてくるものを無視出来ないようで、さっきから一人でブツブツ言っている不審な高校生になっている。


『でよ、一人で登校なんて、話し相手でもいなきゃ寂しいじゃん?』

「そんな事は無い。これが普通だろ」


ええ、良正君の普通って寂しいよ!
普通、友達と登下校、楽しいじゃん!一人の方が寂しいよ!



『それにしても、良正君、早起きしすぎじゃない??』


15分の位置にある高校なのに、今から向かったら到着は8時前だよ!?


「5時起きのどこが早起きだ。起きてから1時間くらいしないと、目が覚めないだろ」


あぁ、確かに良正君、朝約1時間は、ぼけーっとしてたっけ。あの良正君は可愛いかったなぁ。



イケメンのしかもいっつもきちんとしてる人が見せる無防備な姿、good☆だよね!



『あ、でも私なんか家出る30分前に起きるよ?』

「何!?考えられんな、仮に、目覚めの良い人間だったとして…」


また「仮に」だ。好きだよなぁ、口癖??











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