鈴姫戦記 ~ふたつの悲しい恋物語~
第五章 新たな運命を歩くとき

戦いが終わって






 あれから、戦いが終わると、青く変色していて、戦いによって破壊されていた町はキレイに直っていた。


 しばらく絖覇の胸で泣いたあたしは、まともに立つこともできなかったことに気づき、絖覇にお姫様抱っこで連れていってもらった。


 お父さんがいることを、すっかり忘れていて・・・・・・。


 それを見たお父さんといったら・・・・・・!


 眉毛がピクピク、痙攣してた。


 ・・・・・・ゴメンなさい。


 でも、それしかなかったんだもん!


 スカートでおんぶはないでしょ?


 
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