俺様社長と秘密の契約
店を出た私たちは、タクシーに乗り、御堂社長は

私を家まで送ると、帰っていった。

・・・こう毎日、私と一緒にいるけれど、御堂社長は、

婚約者に会わなくてもいいのだろうか?


…どうでもいいなんて言っていたけど、一生共にする相手だ。

ないがしろにはできないはずだ。


…なんて、私なんかが考える事じゃないか。

それは御堂社長の問題だ。

私には関係ない。・・・頭では分かっている。


…それなのに、心に引っ掛かる事もある。


御堂社長は、私をどうしたいんだろうか?

このままずっと、この関係を続けていくつもりなのだろうか?


御堂社長は、何を考えているのか、私にはさっぱりわからない。



…それから数日後。

私の生活がまた一変する出来事が起こる。
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