あなたの優しさが…

葛藤


おばぁちゃんは、私に何があったか聞かない。


『この部屋、使って。おやすみ』


私が住んでいた時のままだった。


私はおばぁちゃんを頼るしかなかった。


もう、考えたくない。





雅樹は私のこと、探してるのかな?



雅樹…



雅樹がいないと…



たった数ヶ月なのに…


雅樹の存在が大きいよ…



私は自分を抱きしめながら眠りについた。
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