flower・wing・light②

練習時間

「楓ちゃん~テニス、ペア組まない?」

花が私に話しかけてきた

「うん!いいよーでも、私で大丈夫?運動オンチだし」

「テニスってコツを掴んだら意外と運動オンチでもできるんだよ?頑張ろっ!」

「うん!わかった!花がいるなら大丈夫!」

「じゃあ、私は違う人とペアくもっと!」

蘭が話に入って来て言った。

「蘭は一人でも大丈夫だよね!運動上手だし」

「一人は流石にきついかなぁ・・・」

「いやいや、普通考えないよ冗談だし」

「え?そうだったんだ・・・しかし、何やら騒がしくない?」

蘭に言われてから気がついたけどそう言えば、今はペアを決めて練習の時間なのに、騒がしい

「キャー!」

声が次第に大きくなってきた、これは多分男子のサッカーの観戦してるんだろう・・・

「あ!田篠くんと氷野くんだよ楓ちゃん!」

「あ、本当だ」

そう言えば応援するって言っちゃったよね・・・

「翼ー!輝ー!とりあえず一点はとらないとアイスおごりだからねーっ!」

すると、男子達がいっせいに笑い出した

「じゃあ、一点とったらお前がおごりなー!」

「わかったー!おごってやるー!」

「ちゃんと見ておけよー!」

「はいはい!わかりました!」

「さて!私達も練習始めるか!」







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