私の彼氏は専属SP!?
普通じゃない!

1

東京


東京は今日も人で溢れている。
行き交う人々気を抜けば人とぶつかってしまう

ドンッ
「あっ、スミマセン!」

言ったそばからぶつかった

「はぁぁ、暑い」

ため息を漏らしながらそう言ったのは
海原舞姫 ごく普通の女子大生

現在夏真っ盛り


『今日午後12時30分頃、総理大臣の森山総理が日本に帰ってきました』

「森山総理なら、この日本をもっと良くしてくれるよな!」
「良い人だしなぁ」

舞姫「やっぱ、評判いいんだなぁ。」

ドンッ

舞姫(うわぁ!またぶつかった!)
  「ごめんなさっ…………」

かちゃ

舞姫(え?金属音?)

「動くな」

よく見るとぶつかった大柄の男の人は拳銃を持っておりそれを、自分の脇腹という、周りの人からは見えない位置に突きつけている

舞姫(え!?ちょっとナニコレ!?)

「動いたら撃つぞ」
舞姫「はいっ!」

緊張のあまり声が裏返った

「標的を見つけたすぐそっちに連れて行く」

舞姫(標的って私!?連れてくってどこに……)
恐怖のあまり身体が震えてくる

「こっちに来い!」

怖くて従うしかない

そんな時ーーー


「あれぇ?舞姫じゃん!」
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