高校二年の時のクラスは、男女揃ってとにかく仲がよかった。
中学生から高校生になって一年が過ぎて、受験というものから解放されて、次の受験までの束の間の自由。


「みんなで」盛り上がるのが好きっていうメンツがたまたま揃っていたのかもしれないけど、その時のクラスの中心だったのが柊悠也(ヒイラギユウヤ)。
所謂、イケメン、と呼ばれるタイプの男で、来るもの拒まず、の一般的には女の敵といった感じの男だ。


なのにそんな柊悠也がみんなの中心だったのには、絶対的なカリスマ性が備わっていたからだろう。



しかも、授業中もぼんやり外を眺めていてノートひとつ取らないくせに、成績は常に学年の三本指に入っていて、先生達からの信頼も絶大という。
まるで絵に描いたような、そして少女マンガにありがちな、なんともベタな「みんなの憧れの君」が柊悠也、という男だったのだ。




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同窓会  俺様彼氏 

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