ぶりっ子ちゃんは奴隷

早くもバレちゃった！？

そして、放課後……

みんなが帰った後


「鈴華！？どうしたのっ？」


美織がダッシュであたしの元へ来て、聞いてきた。


「うーん。あたしって、アイツのこと大っきらいじゃん？」


「う、うん……」


「だから、嫌いになってもらおうと思って」


「は？どういうこと？」


これだけ言っても意味わかんないの？


「だから！あたしって、アイツと席が隣じゃん？
このままだったら、あたしの平和なスクールライフが壊れると思って、どうにかアイツと関わらないようにしようって思ったの。」


「は、はあ……？」

わからないか……

「そこでね、思いついたのが………ぶりっ子を装う事だったの！
ねっ？いい案でしょ！？
ふふっ、これであたしの、快適なスクールライフが！」


「あっそう……でもね、いつかはバレるよ？
覚悟はしといた方がいい」


「ゲッ！………怖いこと言うなー」