「やめてよ。財津さん。気持ち悪いから」

日向が両腕をさすりながら、顔をひきつらせる。

「溺愛なんかしてるわけないだろ。変な勘違いするな。こいつなんかいない方が静かでいい」

「あー。お兄ちゃん。それ以上言ったら、アイスあげないからね。せっかく、お兄ちゃんの大好きなソーダ味、買ってきたのに」

その瞬間、犬のように当麻が素直になる。

「俺が悪かった!だからアイスを……」

「はいはい。優衣ちゃんもどう?」

「あ!いえ。私は……」

なんだか疎外感を感じて、帰る支度をしていた優衣に日向がアイスを差し出す。


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