涙色のバレンタイン。
*予行練習*
学校に行くと、大雅クンの姿を見つける。
(相変わらずあたしって、大雅クンが好きなんだなぁ…)
そんなことを思っていると、後ろから花が喋りかけてきた。
「おっはよー、菊っ!」
「花!」
「教室まで行こう?あ、何?大雅見てたワケ??」
ニヤニヤする花を静かにさせていると、大雅クンの姿はなかった。
教室へ花と歩き出したとき、誰かに腕を引っ張られた。
そのまま空き教室に連れて行かれた。