―――― 2. 思いがけない高級ランチ

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「緒川さん、これからみんなでランチ行くんだけど。
緒川さんも良かったら一緒に行かない?」


何かと忙しい日々が過ぎる中での、とある平日のお昼。
突如後ろからそう声をかけられて振り向くと、清瀬さんがにっこりと笑って佇んでいた。


パッチリとした瞳に長い睫、つやつやと輝く唇、吹き出物なんて一つもないスベスベのお肌。

嗚呼、今日もまた、ナチュラルメイクが美しい。
煎じ用に、その爪の垢を少しでいいのでわけてください! と言いたくなるくらい、女子力全開だ。


その清瀬さんの後ろに、同じお隣の塚原さんのチームの後輩の女の子が二人、控えめに立っていて。


えーっと……
正直、何故私がランチに誘われたのかわからない。

だって、チームの違う清瀬さんとは普段特に仲が良いわけではないのだし……

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オフィスラブ  俺様  地味子  ラブコメ  不機嫌  無愛想  天然  不器用  純真 

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