flower・wing・light③
最悪で最高の誕生日
.*・゚ .゚・*.誕生日前日.*・゚ .゚・*.

「あぁぁぁ!わかんねぇ!!」


ここは1の2の教室叫んでいるのは私の隣の席の氷野 翼。


「うるっっさい!叫ぶ暇あったらさっさと問題解いてよ!」


私はくるくると巻いた教科書で翼の頭を叩く

「はぁ...今日は部活休みだから家に帰って漫画書くはずだったのに...
なんであんたの課題の問題集を教えなきゃいけないの!?」

「だって楓、学年でトップスリーに入るほどの頭の良さじゃん...」

「あんたは学年ワーストテンの中に入るからね...
お喋り終了!さっさと片付けるよ!」


三十分後...





「...よし!終わったァァ!」


「やっと終わった...さて帰るか」

私は急ぎ足でこの教室を出たかった

...が


「え!?早くない?」


引き止められた

「あのねぇ...私はね今頃家でゆったりしてるの!」


「そう言えば輝、なんで待ってくれなかったんだろう...」

田篠 輝

翼の親友でバスケ部 そして私と同じ体育委員

「おい、そこ話変えるな
何か用でもあったんじゃないの?」


「そうかな...?そう言えばお前の親友二人もいねぇよな...」


私の親友二人とは

佐藤 蘭

私の幼なじみ 家が隣で小さい時からの親友
ちなみに テニス部の放送委員

そしてもう一人

稲本 花

小学校一年からずっと同じクラスでお嬢様
吹奏楽部の放送委員


「何かあったのかなー?まぁ、今日は遊ぶ予定もなかったしね」

そう言って私はこっそりと帰ろうとするが...


「まって」



...引き止められた←2回目


「今度は何?」


「帰るぞ...一緒に」


「あぁ、うん...というか私の家と翼の家近いしね」

そう言って私達二人は帰ってた
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