Dream。~君と私の応援歌~
雫side

君への応援歌



突然開いたドアに、私は振り返った。


「……っ!湊くんっ!!」


練習が終わってからで良かったのに……。


心春がもう言っちゃったのかな。


湊くんは無言で私に近づくと、ギュッと私を抱き締めた。


え?え?ちょっ……!!


「み、み、湊くん?」


「すまない……」


「えっ……?」


なんで、謝るの?


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