天使な君は儚すぎる夢を僕にくれた
天使な君は儚すぎる夢を僕にくれた
「元気な女の子です」


医師は、僕にそう告げた。病院の中に赤ちゃんの産声が響きわたる。


「会えますか?」


「はい」


僕は、期待していた。例えそれは、儚すぎる夢なのかもしれない。


でも......。
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