死にに行く。ナイフと馬人間と

火にあたりながら雪で濡れた衣服を乾かした。


煙草を出して吸うと腹が減ってる為か胃にヒリヒリするような感覚がありそれが何故か心地良かった。


隙間風は有るが、身体は暖まってきた。


かなり強い眠気が僕を襲ってきて横になった。


横になりながら薪を少しずつ加えて行く。


目を閉じそうになるが、こんな所で寝てしまえば身体を壊すかもと思い必死に堪えたが、どうせ死ぬのだと思うと一気に眠気が襲ってきた。



火を挟んで向かいに座っているのは馬の顔をした人間だった。


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