課長さんはイジワル2
キラキラ輝く光の中、頭痛で目覚めた朝は、


知らない部屋

知らないパジャマ

知らないベッドの上……。



「ここ……どこ?あっ……っつ~」


なにコレ?

ハンパない頭の痛さ……。

それに、この気持ち悪さ。

熱っぽくってクラクラする。



ベッドの上で頭を抱えているとガチャリと戸が開く音がする。

「起きたか」

「佐久間課長?!」

佐久間課長がコンビニ袋を手に部屋に入ってくる。

もしかして……

ここって、佐久間課長の部屋?

何か考えなきゃって思うのに、頭がクラクラして全く動かない。


「もうそろそろ起こそうと思ってたとこだったから良かった。気分、どう?」

「サイアクです……」

「ばかだな。自分の許容量を超えて飲むからだよ」

佐久間課長が呆れたように腰に手を当てる。



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