課長さんはイジワル2
いやだ……。



いやだ!


見たくない!



見たくない!!




目をぎゅっと強くつぶっているのに、私の目にはノリの笑顔がはっきりと浮かぶ。

「そりゃ、大変じゃ、乗れ!駅まで乗せちゃるけん」

「サンキュー」


だめ!

乗っちゃダメ!

必死で叫んでいるのに、声が出ない。



ノリの運転する車がゆっくりと走り出す。




そして


運命の歯車が軋みだす……。



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