腹黒スマイル王子

理人side

陽向に会える。 やっとこの時がきた。

俺は陽向と同じ高校へ通う為にこの一年間勉強に打ち込んだ。

元々自分の実力ならこの学校へは、行けることは分かっていたけど負けず嫌いの俺はどうせ入るならトップで合格したかった。
そのかいあってか入学式で総代表になった。

俺に言わせれば当然の結果だ。


「失礼します!体験に来ました。」


頭を上げて俺の目に真っ先に飛び込んできたのは陽向の姿。

一年ぶりに見た陽向は少し大人びて増々綺麗になっていた。

ドキッ!

今、陽向が笑った。

綺麗な陽向も好きだけど、屈託なく笑う可愛い陽向に俺はドキドキしっぱなしだ。


新入生40名か。多いな。

(うわー、マジ可愛い。)

(俺やっぱ入って良かったわ。)

(おまえどっち?)

(陽向先輩かな?うーん、美人先輩もいいなぁー。)


はぁー、コイツら何言ってやがる。

新入生の殆どのがマネージャー狙いだ。

陽向を追いかけてこの学校を選んだ俺が言うのもなんだけど、バスケが好きな俺としては、マネージャー狙いで入った奴らは許せない。
< 12 / 144 >

この作品をシェア

pagetop