腹黒スマイル王子
再開
「マネージャー、そろそろ終わりにするか?」

私は、聖ヶ丘高校男子バスケ部マネージャーになった。

ホントは女子部に入るつもりでいたのに、いざ入ろうとしたら殆ど活動してない幽霊部だった。どうしようか悩んでいると中学からの腐れ縁の海斗kaitoから男バスのマネージャーになってくれと頼まれた。
元々私はバスケを見るのもやるのも好きだったから海斗と部活の見学に行ってそのまま二人とも入部した。

流石に男バスに1人では心細かったので高校に入って仲良くなった美人Mitoを無理やりマネージャーに引き入れた。

美人は名前の通り女の私が見ても惚れ惚れする顔だ。背は150㎝そこそこで真っ黒でまん丸な瞳に真っ黒なストレートヘアー誰もが守ってあげたくなるような女の子。


女子とは違って部室は汚いわ臭いわでまず始めに私達がした仕事は部室の掃除だった。
それから練習メニューや選手の一人一人の事をファイルにまとめたりとあっという間に1年が過ぎていった。
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