[完]*゚好き好き男子は手に負えない。
恋愛職人を目指せ!?
放課後、私達3人は約束通りにブックストアへと向かった。



うわあ、少女漫画がいっぱい…



「それで、なんでまたいきなり?」



漫画の並ぶ棚に伸ばしかけた手を、来夢に掴まれる。



やっぱり、理由は必要……?



笑って流そうとしたけど、来夢の真剣な眼差しに、私は観念して口を開いた。



「恋愛について、もっと知っておきたいなと思いまして…」



なんか、言ってから恥ずかしくなってきた。



思わず横髪を弄っていると、それを見ていた2人が顔を見合わせて頷く。
< 13 / 203 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop