『好き』と言った私の言葉を聞いたあなたは少し泣きそうな顔をして
綺麗な微笑みを私にくれた。
『君をひたすら傷つけて』と綴る思いに…。
私はあの時に一生分の恋をしました。
恋というのはなんでこんなに残酷で愛しいのでしょうか?
残酷で愛しく永遠に片思いをする私を見守るエリートな義兄との生活は
穏やかな優しさに満ちている。
ずっと甘えていてもいいですか?
ずっとこのままで居たいと思うのは間違いですか?
永遠に片思いを続けるスタイリスト
藤堂雅
×
永遠の初恋の人
×
人気俳優の敏腕マネージャー
高取慎哉
作者の趣味全開で書いておりますので、お気に召さない場合はすみません。
『彼女のことは俺が守る』スピンオフ。
2020.7.12 完結
目次
- 第一章
- 心の奥にあるもの
- 春の優しさを
- 第二章
- 転校生
- どこにでもある出会い
- 運命
- 放課後デート
- 第三章
- 恋
- 真実
- 卒業という区切り
- 恋の痛み
- 二か月の恋
- 手紙
- 第四章
- 新たなる時間
- 言葉の意味
- 転機
- フランスにて
- 新しい生活
- 穏やかな時間
- リズの提案
- 決断
- 心の奥を見透かす人
- 止まらない時間
- 恋の先にあるもの
- 第五章
- 再会
- 楽しい…ただそれだけ
- 自分で決めること
- 恋人との時間
- 愛するということ
- 一歩前に進む時
- 愛とは受け入れること
- 第六章
- 愛の行方
- 翻弄されて
- 日本帰国
- 変わらない愛
- 第七章
- エマと新しいオフィス
- リズの代わりに
- 心揺れる夜
- 人生の転機
- 橘聖という男
- 第八章
- 愛の形
- 日本帰国
- 専属スタイリストとしての生活
- 恋のはじまりは突然
- 心のどこかにある気持ち
- リベンジ
- 記者会見の恋愛の行方
- 第九章
- 愛を守る人々
- 静かに思うこと
- 遠くに感じること
- イタリアでの再会
- 第十章
- 結婚式
- 結婚パーティと涙の夜
- 心を流れる涙
- 理由と言い訳
- 素直になれたら
- 離れること。考えること。
- 第十一章
- 仕事復帰と長い時間
- ただ、好き
- 一つの思いを胸に
- 婚姻届提出
- 第十二章
- 静かな驚きの夜
- 君にひたすら愛されて
- エピローグ
- あなたと二人で