新学期はキミを

11月





代休の二日間、湊からの連絡はなかった。



しかし、屋上での出来事を思い返すと、幸せと恥ずかしさで身体が熱くなる。


湊はまめそうな性格にも思えない、連絡がない不安も頂きつつ、湊の事ばかり考えて過ごした。




久しぶりの登校日




雪は朝から女子達の噂に耳を疑った。


それでも、間違いだと信じて教室に入る。
< 180 / 597 >

この作品をシェア

pagetop