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いつもは恥ずかしがる七海が、自ら尻を突き出すようにして俺を待っている。
そんな状態に我慢も遠慮もできるはずがなく、俺は背後から入口を探った。


確実にシャワーのものではない水分に嬉しくなって、熱の先端を擦り付けるように入口に宛がう。
そのままゆっくりと腰を押し進めながら、腕を回して七海の胸を鷲掴んだ。






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結局は20時を目前にマンションを出て、急いで七海の実家に向かう。
追い立てるようにして車に押し込んだからか、車に乗ってからも七海は名残惜しそうにしていて。



久しぶりとはいえここまで甘えてくる七海は珍しくて、それほどまでに彼女を寂しくさせていたのかと、情けない気持ちでいっぱいになった。
繋いだ指先に力を篭めると、同じように握り返されて、俺は覚悟を決めて、七海の家へと車を走らせた。



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