夫婦の定義──君が僕のすべて──
ユウはソファーから立ち上がると、おかしそうに笑うレナの手を引いて、ベッドへと導いた。

二人でベッドに入ると、ユウはレナのパジャマを脱がせながら、優しくキスをする。

「ユウ…大好き…。」

「オレも、レナが大好き。」

ユウの唇がレナの胸元に触れると、レナは小さく肩を震わせる。

「レナ、愛してる。」

「私も…愛してる…。」

それから二人は、何度も唇を重ね、お互いの肌の温もりを感じながら、甘く幸せな一時を過ごした。



スヤスヤと寝息をたてるレナを見つめながら、ユウは優しくレナの頭を撫でる。

(無理させない程度にって言ったけど…レナ疲れてるのに、ホントに大丈夫だったのかな?オレのために無理して…なんて事は…。)

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