君がいるだけで
「じゃあさ!一緒に走ろうよ!走ると気分さっぱり!ストレス
発散にもなるよ!休みに家でウジウジしててもいいことないし!
もしゆみちゃん走るならお兄さんたちがウエアもランニングシューズも
買ってくれるって!」

と高橋が勝手なこと言い出す!

『でもホントゆみちゃんが一緒に走ってくれるなら俺は何でも買って
あげるけどね!』と内心期待してしまう。




その日の午後、テンション低いままのゆみちゃんにお土産を渡して
取引先に出かける。


お土産にはすごくうれしそうにいつもの笑顔で喜んでくれたけど・・・

テンションの低いゆみちゃんが気になって仕方ない。



『一緒に走ってくれるようになるかな?走りたいなぁ〜!』




『そうだ!ウォーキングから誘ってみよう!せっかく家も近いんだし!
』と、心に決めた!
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