過去恋に今の鼓動を重ねたら
戸惑いのリズム
真島くんの考えは分からない。直接話すことはないけど、毎日朝と夜にメッセージを送って来る。何でだろう?
本当に毎日欠かさず来るので、私も律儀に返している。2つ、3つくらいの短いやり取りで中身も薄い。そんなやり取りいらないんじゃないかとも思えるが、せっかく繋がったものを手離したくなかった。
そんなやり取りが2週間くらい続いたある日、真島くんは後輩を連れて、メンテナンスにやって来た。
「こんにちはー。アイラクリースです。、いつもお世話になってまーす」
「あ、こんにちは」
久しぶりに聞いた声に強張りながらも来客カウンターに向かう。
真島くんの横に並ぶかわいい顔をした男性に目がいく。
「はじめまして、久保田と申します」
丁寧に名刺を差し出し、頭を下げてからニッコリと笑う。女の子のようなかわいい笑顔に一瞬ドキッとした。
真島くんよりも5センチほど低いその久保田くんはアイドルのような顔立ちをしている。男性なのに色が白くて、瞳が茶色い。
本当に毎日欠かさず来るので、私も律儀に返している。2つ、3つくらいの短いやり取りで中身も薄い。そんなやり取りいらないんじゃないかとも思えるが、せっかく繋がったものを手離したくなかった。
そんなやり取りが2週間くらい続いたある日、真島くんは後輩を連れて、メンテナンスにやって来た。
「こんにちはー。アイラクリースです。、いつもお世話になってまーす」
「あ、こんにちは」
久しぶりに聞いた声に強張りながらも来客カウンターに向かう。
真島くんの横に並ぶかわいい顔をした男性に目がいく。
「はじめまして、久保田と申します」
丁寧に名刺を差し出し、頭を下げてからニッコリと笑う。女の子のようなかわいい笑顔に一瞬ドキッとした。
真島くんよりも5センチほど低いその久保田くんはアイドルのような顔立ちをしている。男性なのに色が白くて、瞳が茶色い。