私の決心
2
そんな提案をされてから一週間ほど過ぎた。
こないだの話はやっぱり冗談だったのかしら…なんて思っていたある日。
「誰がこの発注をしたんだ!」
大きな声で隣の部署の部長が入ってきた。
「最終判断は私です。」
私の部下の園田君が取ってきた契約に関してだった。
「特に問題はないはずですが…。」
「この発注自体には問題がない。ただしかなり前だがこの品番の発注に関しては、うちの部署に先に連絡するようにお願いしたはずだ。ある数量以上になった時には一度にたくさんの量をさばけないから、早目の発注が必要だからだ。おかげでこの1/3の数が納品までに揃わない恐れが出てきた。」
しまった…。
確か会議の時にかなりきつく言われた件だ。
あまり出ない品番だったので、再チェックを忘れていた。
園田君にも品番チェックを頼まれていたはず…。
こないだの話はやっぱり冗談だったのかしら…なんて思っていたある日。
「誰がこの発注をしたんだ!」
大きな声で隣の部署の部長が入ってきた。
「最終判断は私です。」
私の部下の園田君が取ってきた契約に関してだった。
「特に問題はないはずですが…。」
「この発注自体には問題がない。ただしかなり前だがこの品番の発注に関しては、うちの部署に先に連絡するようにお願いしたはずだ。ある数量以上になった時には一度にたくさんの量をさばけないから、早目の発注が必要だからだ。おかげでこの1/3の数が納品までに揃わない恐れが出てきた。」
しまった…。
確か会議の時にかなりきつく言われた件だ。
あまり出ない品番だったので、再チェックを忘れていた。
園田君にも品番チェックを頼まれていたはず…。