偽りの自分。
始まったいじめ。


『まもなく○○、○○です。
お出口は右側です。』


アナウンスが流れた。





しばらくして、電車が止まってドアが開いた。


あたしは駆け足をして電車から出る。


『ミス、急いでるの?』  


美香も駆け足をしている。



『だって、時間ヤバいし...。』


『こんくらい、遅刻しないよ~。』


美香が笑いながら言った。



そして、あたしたちは改札口から出た。





< 41 / 103 >

この作品をシェア

pagetop