「あんた、天丼食べた後にケーキ二個ってどういう胃袋してんの?気持ち悪くならない?」

呆れた表情で奈々子が私をじっと見る。

「だって、ケーキ食べると幸せになれるじゃない?それに、誰かさんに付き合ってブランドの店はしごしてたらカロリー消化しちゃったんだもん」

私達は今、銀座のカフェでお茶をしている。

「食べ過ぎて豚になったら、御主人様に家を追い出されるわよ」

「うぐっ‼不吉な事言わないでよ、奈々子」

ただでさえ今日は七月五日でビクビクしてるのに……。

そう、刹那さんが決めた期限の日。

夜の十二時までにお姉ちゃんが現れなければ、私は正式に刹那さんの奥さんになる。

……奥さん。

不思議な響きだ。

プロポーズとか通常の段取りはなかったけど、刹那さんの側にずっといられるならそんな事はどうでもいい。

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