今日は気分転換を兼ねて、志望校が同じの友人麻帆と学校帰りに図書館で勉強をしている。

「あ~あ、早く開放されたい!」

向かい側の席で、麻帆がぼやく。

「そうだよね~。でももう少しだよ。今年のクリスマスは先輩と過ごすの?」

「ちょっと迷ってるの。もちろん一緒に過ごしたいけど、寛人には合格後にゆっくり会いたいって言われてる。」

麻帆には同じ高校出の一つ年上の彼氏がいる。

かれこれ2年付き合っていて、私にとっても良い先輩だ。

昨年受験生だった寛人先輩は、今のこの時期の大切さを痛感しているので、そんな気遣いをしてくれるんだろう。

麻帆の横顔を眺めながら、彼氏が居ない私は羨ましく思った。

「愛されてるな~。」

さりげなく茶化してみる。

「時々勉強教える為に会ってるから、クリスマスにこだわるなって。」

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