海東智の作品は至高だった。

『アフター・ダーク』
ゲームをプレイして泣いたのは初めて。

そのシナリオを作ったのが現役高校生だったと知った時は、それはもう驚いた。

私より4つも年下の男子が書いたなんて。
そんな衝撃と畏敬を大学生だった私は抱いた。

続編も三作目も素晴らしかった。
人の心をえぐるように、人の心に寄り添うように繰られる物語。

私は純粋に海東智のファンだったのだと思う。

ライナーワーク株式会社を第一希望の就職先に選んだことも、海東くんの『アフター・ダーク』が頭にあったから。
運良く入社でき、希望外の編集部に配属された時も、ちょうど持ち上がっていた『アフター・ダーク』書籍化の話に飛びついた。

新人ならではの蛮勇で、上司に提案した。


『原作者でシナリオライターの海東智先生に、書籍版も執筆してもらいましょう!』

この作品のキーワード
年下男子  地味子  作家  我儘  愛憎  独占欲 

感想ノートに書き込むためには会員登録及びログインが必要です。