慌てて腕をひっぺがして、体温計を持ってきて彼の脇に差し込む。

「…下がってる…」

一晩で37,2℃まで下がっていた。

でもまだ微熱はあるなぁと考えていたら、

「…ん…」

寝ぼけ顔で立川さんがこちらを見ていた。

「…おはようございます。調子はどうですか?」
「だいぶいいようだ。まだ体は痛いけど。」

起き上がる時に顔をしかめていた辺り、関節の節々が痛いんだろう。

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大人  失恋  別れ  年上  不眠