彼と私の事情
「ちょっと待って、恥ずかしいー!」

ばたばたする私をほっといて彼も服を脱いだ。

しまった肉体を見て動きが一瞬止まる。

「すけべ。」

ばっちりその瞬間を見逃さなかった彼はニヤニヤしながら私の胸を揉み出した。

「…っ…そんなことないもん…。」

強がってはみても、

「そんなエロいやつ嫌いじゃないけどな。」

そういって私の耳を甘がみした。

「ひゃっ…ちょっ…。」

「俺に委ねて感じてればいい。」

そこからは彼のなすがままで、

彼に揺さぶられながら、私は喘ぐしかできなかった。
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