私の仕事と結婚
9
「おはようございます。」

「おはよう。」

今日はいつもの休み明けよりも体がだるい。

でも気持ちは前向き。

「そういえば、横山さん、どうでした?」

私は気になっていた事をすぐに聞いた。

「俺はもう何度か彼女の家に行っていたからな。向こうの両親に、やっとかって言われた。」

頭を掻きながら、そう答える横山さん。

「おめでとうございます。」

私の声に松島君が反応する。

「何がおめでたいんですか?」

チラッと横山さんを見ると、言っても良いって反応。

「横山さん、結婚するんだって。」

ひそひそ声で松島君に話した。
< 87 / 159 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop