私の身体と心
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「おはよう。」

私は半分あくびをしながら、今日は電車出勤の途中に会った同期の村木に挨拶した。

「お前、昨晩はお楽しみだったのか?」

村木はニヤニヤしながら興味津々で聞いてる。

「ご想像にお任せします。」

村木とはいつもこんな感じだ。

私を女と意識していないのか、下ネタが満載だ。

さすがに私もセフレが居る事は言っていない。

村木だけではなく、誰にも言っていないのだが。

「そういえば、あの資料のめどは立った?」

急に村木は仕事の話を始めた。

「半分くらいかな。」

「そうか、その資料が完成しないと、このプロジェクトは動かないんだ。」

そのプロジェクトの一員である村木が笑う。
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