いと。
7章 愛と曜②

マンションに帰ると戸澤さんは私が途中にして放り投げていった料理を作ってくれて、私はその間にとっくに終わっていた洗濯物を干して、一緒にご飯を食べた。

さっきまでのことが嘘のように。

戸澤さんの料理はやっぱり美味しい。薫の料理も好きだったけれどそれとまた違った味わいというか、…美味しかった。


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