謝りに行こう。

三十路にもなったその日。
俺は決意した。

十五年間、トラウマとジレンマを
抱えて生きてきた。
自分は人間(ヒト)なのか、人外なのか。
この左手で奪った返せないものを、
どうすれば清算出来るのか。

全てが終わったあの日から、
十五年間考えて、浮かんだのは、「謝る」。
ただ一つ、それだけだった。

また、始められるのなら、
俺は自分の人生を、過去を、
語ることが出来る。

そうだな、まずは全ての始まりから
思い出していこう。

十三歳の春。
俺、アウンが中学生の時の話だ。

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