あの日の約束
〜笑顔〜
違うアクセサリーショップに向かう途中。歩が俺の隣に来た

「どうした?祐子の隣に行かんでいいんか?」
と、俺は聞いてみる
すると歩は
「いいの別にそれよりちょっと聞きたい事あるんやけど?」
とニヤニヤしながら俺に聞いてくる
俺はなんやろ?と思いながらも返事をした
すると歩はニヤニヤしながら、
「心瞳の事好き?」
俺は一瞬固まってしまった
それから少し慌てて俺は
「はぁ!?なんで!?」
と、歩に聞き返した
慌ててる俺を見て歩は更にニヤニヤしながら
「だってさっき瞳が『ありがとう♪』って言った時、心、少し顔赤くなったもん」
と、歩が言う

俺はあの時確かにドキッとしたが瞳が好きなんかはまだよくわからんかった

だから歩に
「確かにあの時瞳の笑顔見てドキッとしたけど、まだ今日会ったばっかりやし瞳が好きなんかはわからへん」
と、言った。

それを聞いた歩は
「恋なんかいつ始まるかわからんもんやで」
と、言った



それからしばらく歩いていると違うアクセサリーショップに着いた
< 16 / 31 >

この作品をシェア

pagetop