「で、あなたの家にチカがお世話になることに?」

母は心配そうに
佐々 新に問うた。

「はい。うちの店は助かりますし、
従業員寮をお貸しするだけですから。」

満面の笑みで母に答える
佐々 新。

従業員寮?
お姉さんの部屋だろうが!

ちょいちょい嘘入れやがって!


というか、
なんで結局、火事のこと
バラしちゃうかな。


しかも、全然躊躇わずに、
もうそれはそれは、さらっと。

私は軽く歯ぎしりをしてうつむいた。


ふわっ。

暖かい。




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