その後
私とシュウちゃんは、息子の樹を迎えに行くために託児所に行った。

だが、
「えっ!?樹が居ない?」
そんなはずがない。
どうして?

「え?足立さんのお友達と言う方が代わりを頼まれたと言ってましたけど…これが代理書です」
そう言って保母さんが私に紙を差し出した。

そこには、私の字として名前と実印が押さえていた。
だが、そんなのを書いた覚えはない。

しかも、代理として書いてあった名前は…文香!?
何で、文香が…?

「コイツって確か、お前の同じ部署で友達じゃ無かったのか?」
シュウちゃんも驚いて聞いてくる。

「そうだけど…取りあえず電話をしてみるわ」
慌てて自分のスマホを取り出し電話をした。

ガチャッ
「もしもし
文香!?あなた今何処に居るのよ?」

『……琴葉…ごめんなさい』
出るなり震える声で謝ってくる文香。

「文香…?」
何だか様子が変だった。

『私…佐伯君に脅されて…樹君を誘拐しないと秘密を…バラすって言われて」

秘密…?

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