幼なじみの溺愛が危険すぎる。
「りりちゃん、いってらっしゃいのチュッは?」



「……………いってらっしゃいのグー?」


そう言って握った拳を玲音の目の前に突き出すと、

玲音が怯えた顔をして一歩下がった。



「もうっ、りりちゃんってば!
あどけないジョークだってば♪」



……まったく、

どこがあどけないんだか……




"部活見に来て欲しい"って言われて、

ついつい見に来ちゃう私がいけないのかなぁ。



やっぱりもっと毅然とした態度を取らないとダメなのかもっ。



ニコニコ笑っている玲音をため息まじりに見上げた。


< 373 / 427 >

この作品をシェア

pagetop