幼なじみの溺愛が危険すぎる。

夕飯の時間、竜田揚げを頬張りながら玲音が首を傾げる。


「りりちゃん、今日、校舎裏でなにがあったの?俺には言えないこと?」


「なんでもないよ。玲音には関係ないから心配しなくて大丈夫だよ。
それより玲音は彼女作る気ないの?」


「なんで?」


「なんでって…玲音、モテるから。
よく告白されてるみたいだし」


「んーーーっ、りりちゃんに彼氏が出来たら俺も彼女作ろうかなっ♪」


「それじゃ、一生彼女作れないかもよ?」


「いいよ。そしたら、りりちゃんに責任とってもらうから♪」


責任……?
< 60 / 427 >

この作品をシェア

pagetop