星屑埋葬~赤ん坊の死~

story6.

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次の日、メグは赤ん坊の泣声で目を覚ました。

反射的に身を起こしたが、ここは旅館だったと気づくと、のびのびした気分でまた蒲団の中にもぐり込んだ。

赤ん坊は腹を空かせていてしきりに泣いて訴えたが、メグは蒲団を赤ん坊の頭からかぶせ、もう一寝入りするつもりであった。


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