病院嫌いだけどあの人のことは好き

美鈴side

勇斗「美鈴ちゃん起きて」

私は先生の声で目が覚めた。

勇斗「具合はどう」

きのうよりは良くなったみたいだ。

私「大丈夫だよ」

勇斗「じゃあ診察しようか」そう言って先生は私の服のボタンをあけた。
 
恥ずかしいから嫌だった いつもなら怖いから嫌だったのに

こんなことを思うのは初めてだった。

私は「嫌だ」と言ってしまった。

先生は「大丈夫だよ」と言って頭を撫でてくれた。
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