闇に染まった真実。



すると、裕也はヘッドホンを思いっきり取り上げた。




「おい!お前は最初から王龍の姫だったのか?!お前は俺たちを二回も裏切ったんだ!この裏切り者!」

はぁ?


「こっちが黙っていればペラペラ喋りだして。二回裏切った?なに言ってるの?そっちが私を信じてくれなかっただけじゃない。裏切ったのはお前らだ。」



「話はそれだけ?ならもう話しかけないで。」



裕也の手からヘッドホンを取り返す。
理不尽極まりないことを言われ、朝からイライラする。



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