あなたを待っている
7
強引に由希美を部屋に連れてきて告白し、お互いの気持ちが同じだと確認した。

千鶴との約束を告げたときの由希美の涙…。

すぐに抱きしめたいのに、抱きしめられないもどかしさ。

由希美のためには、俺の気持ちは伝えるべきではなかったんだろう。

でも俺の我儘で、由希美を縛りつけた。

由希美の想いを逆手にとって俺はズルイ男だ。

でも、由希美を手離したくない。

触れられなくても、そばに居たい。

いつか触れられる時が来たら、その時は由希美にプロポーズしようと思う。

もう俺は待てないんだ。


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