梅雨。

雨の日が続いて、スピードミントン部は体育館の隅を利用して部活を行うか、もしくは休部の毎日だった。

体育間は剣道部やバドミントン部やバスケ部、他にもバレーボール部と様々な部活がこの梅雨の期間は体育間を利用する。

とても全ての部が使えるような広さがあるわけではないので、顧問達がどの部も公平に体育館を使用出来るよう、日程表を組んでくれた。

今日はスピードミントン部は休部の日。

ナンパはまたここ最近は実家に帰って家族との時間を取りつつ、後継ぎの勉強をしに帰省している。

ツルカもナンパ同様、実家に帰っているようだ。

ツルカはナンパの秘書役としての勉強を積むつもりらしい。

ゲンキは和菓子職人の師匠に会いにと、勉強の為に専門校へ行っているし、ハジメはバイトだ。


そして今、ダンは俺の寮にいた。



「あのさ」

「ハーイ?」

「あんたはやることないわけ」

「やることデス?」

「皆出払ってるのに、あんたは俺のベッドでゴロ寝してる」


ダンの現状を口で言ってやると、この人はそれが面白そうに、ベッドの毛布を体に巻きながらゴロゴロとベッドから落ちて部屋の中を転がってゆく。


なんなんだかなあ。

ちなみに俺は勉強机に向かって宿題中だ。

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